2022年4月に
ICOMのワイドバンドレシーバー
IC-R30を新規購入。
一年使ってきた使用感を
レビューしたいと思います。
- 1.IC-R30とは
- 2.スキャン速度
- 3.録音機能
- 4.Bluetooth搭載
- 5.GPS機能
- 6.操作性
- 7.防塵/防水性能
- 8.クローニングソフト
- 9.電池の容量、充電方法
- 10.価格
- 11.まとめ
1.IC-R30とは
ハンディ型ワイドバンドレシーバーで
最上級のモデルになります。
2023年4月現在で
廃盤になっていますので
新品では入手困難です。
特徴は
・スキャンが早い
・メモリーカードに録音できる
（2波同時可能）
・2波同時スキャン
・Bluetooth搭載
・GPS搭載
・モバイルバッテリーから充電可能
といったところでしょうか。
次の項から詳しく説明
していきたいと思います。
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2.スキャン速度
IC-R30のスキャン速度は
R6の2倍程度となっており
爆速です。
2波（2つのバンク）
を同時にサーチできます。
松島基地以外で
GCI（非公開周波数）
を探すのに大変役立ちます。
とても満足している部分です。
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3.録音機能
受信した無線を
内蔵したマイクロSDカードに
録音できます。
説明書によれば
32GBまで使用可能とのこと。
試したことはありませんが
何ヶ月分も録音できるのでは
ないでしょうか。
録音も2波（2つのバンク）
を同時に録音でき、
受信した周波数と
時刻も記録されます。
これがとても役に立ち
後で録音を聞き直して
どの周波数で
どの内容を話すのか
じっくり検証することが
できます。
パソコンに取り込めば
Windows標準の
プレーヤーで聞くことができます。
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4.Bluetooth搭載
標準でBluetoothが
搭載されているので
ワイヤレスのイヤホンを
使うことができます。
これがまた非常に便利です。
有線のイヤホンを使っていると
カメラのストラップと
絡まったりした経験がある人は
多いのではないでしょうか？
そのわずらわしさから
開放されるので
とても良い機能だと思います。
ICOMの純正ヘッドセットを
購入して使用してみました。
こちらの純正イヤホンは
低音が大きい？のか
少し会話が聞きづらいとの
操作部分が大きくて
邪魔になるので
現在は使っていません。
骨伝導イヤホンを
試しているところです。
カーオーディオと繋いで
車のスピーカーから
聞けるのでは？？
と思いチャレンジしましたが
うまくいきませんでした。
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5.GPS機能
こちらはGPSを使用して
近くの周波数をさがしたり
ログに位置情報を残したり
できる機能ですが、
私は必要だと思ったことがなく
電池の消耗が激しいと
いうことだったので
機能をオフにして
使っていません。
6.操作性
ディスプレイも大きく
ボタンもたくさんあるため
操作性はかなり良くなっています。
取説を見なくても
なんとなく操作できるくらいです。
7.防塵/防水性能
IP57の防塵/防水性能があるようで
多少の雨でも大丈夫のようです。
8.クローニングソフト
周波数などを
パソコンから設定できる
クローニングソフトも
販売されています。
こちらはIC-R30用なので
IC-R6用のものは使用できません。
こちらも購入しましたが
使いやすいと思います。
大量に周波数を設定するときは
手打ちだと大変なので
クローニングソフトの使用を
お勧めします。
9.電池の容量、充電方法
電池の持ちは
あまりいいとはいえません。
の状態で、1日は持ちますが、
2日は持ちません。
毎日充電する必要があると思います。
ただし、モバイルバッテリーと
USBで繋げば充電できるので
コンセントがなくても
充電することができます。
（もちろんコンセントからも
充電できます。）
乾電池用のバッテリーパックを
買えば乾電池でも動きますが
別売りになります。
10.価格
購入価格は当時で
81200円（税込み、送料無料）
でした。
R6が20000円ちょいなので
かなりお高い方の
ワイドバンドレシーバー
になります。
2波受信したいだけなら
R6を2台買ったほうが
安く上がります。
11.まとめ
購入する際の一番のネックは
やはり価格だと思いますが
Bluetooth、2波同時、同時録音
周波数の記録など
無線の世界を更に追求するための
便利な機能が揃っており、
買ってよかったなと
思っています。
これからブルーインパルスを
追い続けていく中で
大切なアイテムになることでしょう。
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